66: ◆Q3F88HDBmA[sage saga]
2013/03/06(水) 14:55:48.06 ID:VDJXMF070
社長「おかえり、遅かったね…さっきから、うちの電話が鳴り止まないんだ、はははは」
社長「そういえば、彼女は」
黒井「緊張していない、とは言っていましたが…レコーディング、雑誌、ラジオ」
黒井「精神的に少し、きているようで…タクシーを呼び高木に送らせました」
社長「ああ、そうか…次の仕事を入れてやろうと思っていたが…残念だな」
黒井「…仕事を?彼女は、私たちが担当をしているはずですが」
社長「……君は何を言っているんだ?」
社長「CDも未発売…メディア露出も数えるほど、素顔も晒していない彼女が」
社長「今、もっとも注目を集めているアイドルなのだよ」
社長「これは、もう会社ごとのプロジェクトにしようと思っているんだ」
社長「私も聞いたよ…あのCDを…試供品だったがね」
黒井「…社長…あれは、私のデスクに鍵をかけて置いておいたはずですが」
社長「…私はこの会社の社長なのだよ?この会社のものは、私のものだろう?」
社長「あれは…あれは…間違いなく売れる…社会に、万民に、広く知れ渡る…」
社長「そこにテレビ露出、さらなるCD化、彼女の軌跡のドラマ化…握手券、何でも」
社長「彼女は、金になる…金に、金に…たった数分のCMでも、何千万、何億という金に」
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