76: ◆Q3F88HDBmA[sage saga]
2013/03/06(水) 15:06:37.04 ID:VDJXMF070
黒井「―――今ではもう、私に必要のないものだ」
黒井「……だが、悪くはなかったと、思っている」
黒井「今までの、日々を」
黒井「…手放さざるをえなくなった未来は、後はお前がなんとかするがいい」
高木「て、手放さざるをえなくなった…って」
黒井「分からないようだな…なら、はっきり言ってやる…今の彼女にもう未来はない」
黒井「このまま進んでもヤツに食いつぶされ、停滞していては夢は永遠に叶わない」
黒井「進むことも、戻ることも、もう彼女には許されてはいない…なら…」
黒井「私は…自分のやり方が正しいことを立証するために、起業する」
高木「………」
高木「…1つだけ、いいかな」
高木「もし…もし、その未来を、取り戻せる時が来たら―――」
高木「力を貸してくれないか」
黒井「―――いいだろう」
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