92: ◆Q3F88HDBmA[sage saga]
2013/03/06(水) 15:24:10.69 ID:VDJXMF070
[ 過去・その後 ]
高木「やっと、私もプロダクションを建てることができた…」
高木「彼の会社は…この数ヶ月で比べ物にならないくらい、大きくなってしまったな」
善澤「…そうですね」
高木「今では…業界で知らぬ者はいない…超大手プロダクションに」
善澤「…ええ」
高木「君は…結局、書かなかったね」
善澤「………」
善澤「…書けるわけ、ないでしょう…」
善澤「私だって、彼女のファンだ…!今さら、彼女の名誉に泥を塗ることはしたくない…」
善澤「もし、書いてしまっては…まだメディアが報じ、今度は彼女が餌食になる…!」
善澤「確かに…黒井社長のした事は、報じるべきことかもしれません…!でも、この会社の成長の原因は…」
善澤「だから…黒井社長の気持ちも…私には、わかる…!だから…」
高木「………ああ」
高木「小さな、けれど未来あるアイドルが存在する、経営不振で廃業寸前のプロダクションと」
高木「悪名高い経営者のいるプロダクションの吸収、合併を繰り返し―――――――」
高木「―――――――彼が、全ての悪と希望を、取り込んでいるのだから…」
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