過去ログ - 【咲安価】　京太郎「……変、身ッ！」　１０クール目【仮面ライダー】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲安価】　京太郎「……変、身ッ！」　１０クール目【仮面ライダー】

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705:１ ◆B6xkwd67zxGJ[saga]
2013/03/08(金) 04:34:22.71 ID:twgEbfXeo

京太郎「小蒔さん、淡、憧」

京太郎「必ず……っ、必ず助ける……！」

　今の奇襲攻撃、京太郎に消耗はない。
　最初に上空に飛翔するそのときのそれだけ。
　あとは気流にのった移動であり、滑空であり、自由落下だ。

　最後の最後、その時更に加速を行いこそしたものの。
　それは、戦闘に影響が出ないほどの微々たるものだ。

カザリ「へえ、もう僕とは話す気も起きないって事かな？」

アンク「……ふん。俺たちはグリード、こいつはオーズ」

アンク「それも、当然だろ」

カザリ「……まぁね」

　殴って止める。
　そんな事を言っている段階ではなくなった――と。
　京太郎は思った。

　いや、どちらにしてもこの拳を叩き込む。
　それから、ウヴァとヤミーの群れを蹴散らし、神代小蒔を、大星淡を、新子憧を助ける。
　やるべき事は、それだ。

　あの日の病院のように。
　燃え盛る炎が、須賀京太郎の心を刺激した――。

　クジャクの羽を射出する――が。
　それは、カザリの暴風とアンクの双翼によって防がれた。

　そのまま、地を蹴る。
　目指すは、カザリ。
　その胸元に、拳を叩き込もうと――。

アンク「ふん、甘いな」

　視界外、慮外の一撃。
　アンクの痛烈な炎が、京太郎の後背を打った。
　そこに叩き込まれる、カザリの蹴り。
　引き剥がされるように、距離を取られた――が。

京太郎「……」

　咄嗟に展開した、クジャクの翼で炎を相殺。
　カザリの蹴りは、タジャスピナーで受け止めた。

カザリ「流石は、オーズってところかな」

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