過去ログ - 【咲安価】　京太郎「……変、身ッ！」　１０クール目【仮面ライダー】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲安価】　京太郎「……変、身ッ！」　１０クール目【仮面ライダー】

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918:１ ◆B6xkwd67zxGJ[saga]
2013/03/08(金) 22:45:45.78 ID:SwuCmsYao
>>910の選択：５

京太郎「……ッ」

京太郎「ここから、引きます……だから援護をお願いします」

一太「ああ、分かった」

　新子憧はゴリラカンを１体置き土産として、スカルの援護に向かった。
　伊達明が起こす銃撃を潜り抜けて、デネブがこちらに向かってくる。
　彼が乗り込んで、ゼロライナーを発車させる。

　それまで、京太郎と一太がカザリとアンクの相手をすればいいのだ。

京太郎「あの、内木先輩……体は大丈夫なんですか？」

一太「……ああ、おかげさまでね」

　そう呟きながら彼が、ナスカになりながらも首筋に何かを打ち込んだ。
　針のない注射のアンプルだ。緑色の液体が、彼の体内に注入されていく。
　何か、効果があるのだろうか……。

一太「普通の人間用ではないけど――それでも、暫くの延命は出来なくもない」

一太「だから心配しないでくれ。それよりも、今は戦う事に集中しよう」

京太郎「……はい」

　タジャドルコンボの手を構える。
　今は、集中しなくてはならない。自分の為にも、淡や小蒔たちの為にも。
　それであるがゆえに、京太郎はこれを選択した。

　殴って連れ戻すという約束は――最早。
　遅いだろう。遅すぎたのだ、もう。

カザリ「……」

カザリ「一応言っておくけど、僕のメダルを返すつもりはない？」

カザリ「そうすれば、君は殺さないであげるけどさ」

京太郎「……」

アンク「よせ、カザリ」

アンク「どうせ無駄だ。そいつはオーズなんだよ」

カザリ「……ま、そうだね」

カザリ「これで油断してくれればいいと思ってたんだけど、そうもいかないか」

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