8:家畜目録[saga]
2013/03/07(木) 02:54:04.84 ID:g7GqrxMD0
面接ロボ「………」
上条「………」
面接ロボ「どうしました？ そこは入口ですよ？」
上条「あ、は、はいっ！」ﾃﾃﾃｯ
ｶﾞｼｬﾝｯ
上条「いたっ！」
美琴（面接官に指摘されて、小走りして椅子につまづくってどんだけ緊張してるのよ）ｲﾗｲﾗ
上条「………」
面接ロボ「お座りください」
上条「は、はいっ！」ｻｯ
美琴（あのばかっ、そんな前に座ってたら、数分の面接でもモジモジしちゃうわよ！）
面接ロボ「それでは面接を始めますね」
上条「よろしくお願いします！！」ﾍﾟｺﾘｯ
美琴（両ひざに手をついておじぎなんてどこの世界の挨拶よもう！）ﾊﾗﾊﾗ
面接ロボ「上条さんは大学を出ていらっしゃいませんが、２２歳まで何をしてたんですか？」
上条「あ、えっと……フリーター…です」///
美琴（何を恥ずかしがってんのよ！）
面接ロボ「フリーター？ どういったアルバイトを？」
上条「はい！ コンビニ、スーパー、ゲームセンター、郵便配達など、様々な職種を経験しました！」ｷﾘｯ
美琴（……そこは自慢する所じゃないでしょう）ﾊｧ
面接ロボ「………それぞれの辞めた理由を聞いてもいいですか？」
上条「あ、はい…。えっと、コンビニは私が入ったシフトの三日に一度強盗がきてクビになりました。スーパーは私が触った商品が毎日売れ残り、ゲームセンターは私が触ったゲーム機が故障してしまいました…」ｽﾞｰﾝｯ
美琴（面接で凹んだ所見せるなんて、最悪じゃない！）ｲﾗｲﾗ
面接ロボ「そ、そうですか……えっと、それじゃあ、最後に――」
上条「え、もう良いんですか？」
面接ロボ「あ、はい、大丈夫ですよ。最後の質問ですが」
面接ロボ「あなたが面接官なら、あなた自身を採用しますか？」
美琴・当麻（あ、これダメなパターンだ…）
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