2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/07(木) 16:18:46.20 ID:pc977sWY0
小さな頃から時々、変なものを見た。
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/07(木) 16:20:13.39 ID:pc977sWY0
おれの祖母である夏目レイコさんは、強い妖力を持ち
その力と度胸をもって多くの妖を打ち負かすパワフルな人だったらしい。
彼女が作った『友人帳』なる帳面を受け継いだおれは、それから妖に関わることが多くなった。
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/07(木) 16:21:16.51 ID:pc977sWY0
面の妖「ありがとうございました、夏目様」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/07(木) 16:22:56.66 ID:pc977sWY0
夏目「おい先生、呑み過ぎだぞ。そろそろ寝たらどうなんだ?」
ニャンコ「やかましいぞ夏目。人の子ごときが私のような高貴な妖に指図をするとは何事だ」ヒック
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/07(木) 16:23:41.88 ID:pc977sWY0
夏目「……ほどほどにしろよ先生。おれはまた寝るから」
ニャンコ「にゃんと!?待て夏目、もう一本燗をつけてからにしろ!もう酒が無いではないか」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/07(木) 16:24:09.87 ID:pc977sWY0
その夜、おかしな夢を見た。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/07(木) 16:26:50.40 ID:pc977sWY0
「レイコさん―――…?」
9: ◆cVXWuSHxwkMu[saga]
2013/03/07(木) 16:38:22.24 ID:pc977sWY0
珍しい、と思った。
10: ◆cVXWuSHxwkMu[saga]
2013/03/07(木) 16:39:44.39 ID:pc977sWY0
すると、レイコさんが一瞬驚いたような顔を見せた。
その表情は段々と好奇心の表情へと変わっていき、少年の妖に何かを矢継ぎ早に尋ねている。
11: ◆cVXWuSHxwkMu[saga]
2013/03/07(木) 16:41:16.80 ID:pc977sWY0
夏目「……おはようニャンコ先生」
12: ◆cVXWuSHxwkMu[saga]
2013/03/07(木) 16:41:57.82 ID:pc977sWY0
河童「み、みず…」カラカラ
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