9: ◆CwzTH05pAY[saga]
2013/03/07(木) 23:29:31.88 ID:IvaGbYZyo
「あー、今日もよう打ったのぅ」
「おなかへったじょー……」
部活の時間が終わり、まこが背伸びをしながら言った。
優希もだらけきった表情で卓に突っ伏している。
「はい、お疲れ様。今日の後片付けは私と須賀君でやるから皆は先に帰ってて」
「えっ? 部長と、須賀君ですか?」
思わぬ居残りメンバーの組み合わせに和が不審な顔をしている。
まぁ、無理もないか。
「えぇ、須賀君は私の居残り授業があるの。麻雀のお勉強って言うね」
「ええんか? 何か手伝えることがあれば手伝うが……」
まこが私と須賀君の顔を見て言う。
まこはなかなかに世話焼きだ。初めて出来た後輩と言うのもあり、いろいろと1年生4人には目をかけている。
だが、ここでまこの負担を増やしたら本末転倒だ。
「大丈夫よ。これでも私は部長よ? たまにはそれらしいことをしなくちゃ」
よく言ったものだと自分で呆れる。
その目的は100%打算のくせに、よくもいけしゃあしゃあと口が回る。
「む、そうか……じゃあ、そっちもあまり遅くならないようにな」
「京太郎! 2人っきりとはいえ、部長に変なことするんじゃないじぇ!」
「するかっ!」
須賀君と優希がいつもどおりのやり取りをする。
その様子を見て咲がくすくすと笑いながら京太郎に手を振った。
「じゃあ、京ちゃん。今日は先に帰るけど、あんまり無理しないでね。ばいばい」
「おう、また明日なー!」
須賀君がそう言うとそれぞれが別れの挨拶を口々に言い、部室を出て行った。
778Res/325.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。