過去ログ - みなみけ〜みなごろし〜
1- 20
158: ◆wPpbvtoDhE[saga]
2013/04/04(木) 04:01:05.74 ID:qY/jxUU60


マコ「・・・!・・・」


速水「撃て!!撃ってみろ!!」


速水「二人を殺したように!!私を殺っ―――――――!」



   ―――――ズチュッ!!!



速水「かッ!?・・・・ぁ゛!!」


   何処からともなく飛来した刀の切先が、凄まじい勢いで速水の首筋を貫通した。

   肉を軽々と突き抉る音が夜闇に吸い込まれる。



マコ「な・・・!?」


   一瞬前まで叫んでいた速水の剣幕に圧され、全く気付けなかった。



吉野「ダメだよ、マコちゃん?」


マコ「よっ、吉野っ!?」


   裂傷は過不及無く治ったのか、血に塗れた顔を顰めながらも、こちらへ歩を進める。

   一方、頚動脈から声帯を串刺しにされた速水は、叫び声をあげることすらままならず、突き破られた双方の傷口から血液が滴っていた。




吉野「手早く殺らないと、次が来ちゃうし」


吉野「それに、こーいうのは私の・・・」



   バキャッ!!



速水「きゃ・・・ぱッ・・・・」



   ゴトッ・・・・ブシュゥウッ!!



マコ「っ〜〜!!」


   突き刺さった刀の柄を狙い、吉野は横向きに蹴りを放つ。

   当然の如く、鋭利な刃は時計回りに回転し皮膚、動脈、あらゆる筋を裂き脊椎ごと斬り砕き・・・・・速水の首は転げ落ちる。


   膝をついたままの胴体、その斬り裂かれた首の根元からは、岩清水のように流血が湧く。



吉野「・・・役目だから、さ」

 



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
168Res/158.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice