3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/09(土) 14:47:18.62 ID:lq5rbuvco
2
小さなハコで単独ライブを成功させてから、少しの時間が流れた。
輝子はそれまでのぶんを取り返すように人気が出て、急に忙しくなっていた。
「つ、疲れた……」
ハードなダンスレッスンを終えて、輝子は大通りへと出た。
マフラーに顔をうずめる輝子を夕陽が照らす。
「ん」
振動に気付いてケータイを取り出す。メールだ。
From:プロデューサー
To:輝子
Sub:お疲れ様
『左見てみ』
輝子はそうした。
少し向こうに、彼女のプロデューサーが立っていた。
「ぷ、プロデューサーっ」
コートの裾を揺らして、とてとてと笑顔で駆け寄る。
25Res/13.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。