過去ログ - 【咲安価】京太郎「……変、身ッ!」 セーラ「変身!」 12クール目【仮面ライダー】
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◆B6xkwd67zxGJ
[saga]
2013/03/13(水) 00:31:52.41 ID:UkFJ7hFGo
>>863
の判定:55
皆のところに顔を出し、事情を軽く説明。
それから後に、メダルを自室に置いて、憧の部屋を目指す。
京太郎「憧、俺だけど」
憧「あ、ちょっと待ってて……今開けるから」
なんだか、甘い匂いがする。
狭いところは何故あんなにも落ち着くのか不思議であるが、
女子の部屋がいい匂いするのもまた、不可思議である。
しかもここは本来憧の家でも部屋でもない、ホテルの一室だというのに。
ホテル。女子と二人部屋。
なかなか勝気な目をしている憧は、かなり美人――というか美少女の類いだろう。
それとホテルの一室にいるというのは、
なんだか変な想像をしてしまって、勝手に落ち着かなくなる。
……が、向こうは特に気にしている素振りもないし、
それ以前にそもそも自分たちは仲間であり、これから戦いも控えている。
くだらない思春期的な妄想の暇など、内だろう。
憧「え、えっと……それでさ」
京太郎「わざわざ俺だけを呼ぶって……メダル関連なんだろ?」
京太郎「会長のところから、なんかあったのか」
憧「いや、違うんだけど……これから戦いでしょ?」
京太郎「ああ、そうだけど……」
憧「で、多分こないだみたいに結構キッツイ事になるじゃない?」
京太郎「……あァ、なりそうだな」
憧「うん、それで……渡していいのかずっと迷ってたけど、これ渡す」
そう言って憧から差し出される手。
言われるがままに掌を出すと、その上に落とされた橙色の――。
京太郎「……メダル?」
憧「そうよ。コブラ・カメ・ワニのメダル」
憧「あたしの実家にあった――3枚のコアメダル」
憧「これを、あんたに預けるわ」
京太郎「いいのか?」
憧「宥姉のとき助けてくれたし、実は灼さんの事も助けてくれてたらしいし……」
憧「あんたの事が、信用できそうだ……って思ったから」
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