過去ログ - 安価でシークレットゲーム6
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114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/14(木) 03:46:20.90 ID:5a2XtT8m0
男子3番・尾花哲也(おばな・てつや)

卓球部。クラス1大柄。
性格は大らかで面倒見も良い。
吉井英(男子19番)と最も仲が良い。
以下略



115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/14(木) 03:47:31.97 ID:5a2XtT8m0
男子4番・門脇吉孝(かどわき・よしたか)

テニス部。自慢癖がある。
閑谷邦康(男子6番)が聞き役。
その他に親しい人物は特にいない。
以下略



116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/14(木) 03:50:25.88 ID:5a2XtT8m0
男子一番 相葉優人(あいば・ゆうと)

身長 168cm
体重 51kg
誕生日 9月9日
以下略



117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/14(木) 03:52:52.24 ID:5a2XtT8m0
女子五番 小石川葉瑠(こいしかわ・はる)

身長 157cm
体重 50kg
誕生日 1月15日
以下略



118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/14(木) 03:53:49.43 ID:5a2XtT8m0
こんなにも、自分が何もできない人間だったなんて、思わなかった。

島の北側にある港からプログラム本部である小中学校を通り、島の南側にある漁港までを繋いでいる舗装された道路の脇のブッシュの陰――相葉優人(男子一番)と小石川葉瑠(女子五番)は並んで膝を抱えて座っていた。
4時間半程前に春川英隆(男子十四番)・財前永佳(女子六番)らの襲撃から何とか逃げ遂せたものの、リーダーだった荻野千世(女子三番)を失った。
それも、千世にとって味方であるはずの優人が命を奪う、という最悪の形で。
以下略



119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/14(木) 03:54:30.21 ID:5a2XtT8m0
そもそも、この班にちゃらんぽらんな自分がいなければ、雄大や千世が命を落とすことなく、うまくチームとして機能していたのではないだろうか。
強烈なリーダーシップのある城ヶ崎麗(男子十番)だったなら、麗ほどではないがリーダーシップがあり冷静に物事を見ることができる芳野利央(男子十九番)だったなら、どこまでも真っ直ぐで普段は麗の下にいるけれども周りを引っ張っていけそうな木戸健太(男子六番)だったなら、本当に周りの人のために率先して動くことができる日比野迅(男子十五番)だったなら――優人ではなく彼らがこの班にいてくれたのなら良かったのに。

ユータも荻野ちゃんも、俺がいなければきっと死ななかった…
2人共、俺が殺したようなもんじゃないか…いや荻野ちゃんはまさしく俺が撃ったんだけど、ユータだって俺がもっとしっかりしていれば…
以下略



120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/14(木) 03:55:07.77 ID:5a2XtT8m0
じわりと涙が滲み、視界が潤んだ。
プログラムが始まってからもう何度目になるかわからないけれど、優人は泣いた。
どうしてプログラム対象クラスに選ばれてしまったのか。
どうして英隆たちはクラスメイトを襲うことができるのか。
雄大と千世がここにいないのか。
以下略



121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/14(木) 03:57:18.03 ID:5a2XtT8m0
「…相葉…小石川……」

男子の中でも低い声に、隣にいた葉瑠の表情が僅かに晴れやかになった。
優人の胸が、ちくりと痛む。
葉瑠の趣味がイケメン探しだということも知っているし、様々な男子に声を掛けるがそこには恋愛感情が伴っていないことも知っているのだが、それでもやはり好きな子が自分ではない異性を見ていることに何も感じないはずがない。
以下略



122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/14(木) 03:58:06.03 ID:5a2XtT8m0
裕一郎は優人の問いには答えず、へたり込み泣きじゃくる古都美の腕を掴み引っ張り上げて古都美を立ち上がらせた。
青ざめ泣きじゃくる女の子を無理に立ち上がらせるだなんて、ストイックな性格をした裕一郎らしいといえばらしいのだが、少し意外な気もした。
そして、次の言葉に、優人は言葉を失った。

「リーダーは、どっちだ?」
以下略



123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/14(木) 03:58:49.03 ID:5a2XtT8m0
「古都美、やめてぇッ!!」

葉瑠の叫びが聞こえ、優人はばっと振り返った。
優人が逡巡している間に身体を起こしていた古都美が、グロック19の銃口を優人に向けている――そう認識した次の瞬間、一瞬目の前が白み、同時に耳を劈くような破裂音が響き、数瞬遅れて優人は右胸部に衝撃を受けた。
裕一郎に殴られた時とは比べ物にならない激痛が優人を襲う。
以下略



124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/14(木) 04:00:15.04 ID:5a2XtT8m0
相葉優人(男子一番)とは初等部からの付き合いだ。
勉強はあまり好きではなく、特に数学とは相性が最悪らしい。
青縁の眼鏡を掛けているけれど、レンズに度は全く入っておらず、裸眼での視力は両目共に1.5と優秀な結果を叩き出している。
運動能力に恵まれており、所属するバスケットボール部内で身長は低い方だが、上級生が引退して以降はレギュラーの座を一度も譲っていない。
バスケットボールをしている時だけは、周りから歓声を受ける程に人気がある、正直、まあ、カッコイイとか思ったこともある。
以下略



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