135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/16(土) 04:37:01.77 ID:ep3tQ/C20
『残りは3人、頑張ってくださいね』
放送が切れた。
新しいクラスに変わった次の日から始まったプログラム。
恐らく今年度の第1号だ。
教室にいると、突然眠気に襲われ、気がつけばこの会場にいた。
試合の進行は遅かった。
恐らく、2日と20時間は戦い続けている。
この会場が、少し広すぎると思う。
“自分”はマシンガンを見つめる。
これは確か最初に殺した男子生徒が持っていた。
名前は知らない。
茶髪で肌が浅黒かった、恐らく運動部所属だろう、身のこなしが軽かった。
続いて、自動拳銃の弾数を確認する。
これは昨日の夕方に殺した女子生徒が持っていた。
1度だけ同じクラスになったことのある人。
大人しそうで、分厚いレンズをはめ込んだ眼鏡が印象的だった。
そして、地面に置かれていた探知機を手に取った。
これは、少し前に殺した男子生徒が持っていた。
名前は知らない。
血で汚れている“自分”に停戦を求めてきた彼は、恐らくクラスを束ねる委員長タイプだ。
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