過去ログ - 伊織「さようなら」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/12(火) 20:57:55.74 ID:fz9LGbgw0

そうか、なんて微かに笑ってくれる。
今、私が笑っていられるのも、パパのおかげ。

近いうちに訪ねてみようと思います。
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/12(火) 20:58:30.70 ID:fz9LGbgw0

事務所に所属することになって、最初は何もかもが大変だった。
レッスンだったり、営業だったり。

努力に反して結果が出なくて、たまに我慢ならないときがあるの。
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/12(火) 20:59:03.58 ID:fz9LGbgw0

最初はどうしようもなかった…
こっちが見ていられないくらいだったのよ?
…今じゃ、少しはましになっているようだから、いいけど。
でもまだまだ私はトップには遠い。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/12(火) 20:59:38.29 ID:fz9LGbgw0

ふかふかのベッドで目が覚める。
朝食は紅茶とトースト。軽食だけれどちょうどいい。
軽くついた寝癖をなおして、身だしなみを整えて。

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/12(火) 21:00:17.13 ID:fz9LGbgw0

行くわよ。
その言葉に新堂が、はいと答える。

ねえ、新堂。私、いい子になったかしら。
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/12(火) 21:00:44.87 ID:fz9LGbgw0

そう。照れを隠すように、少し帽子を深くかぶる。
新堂は昔を懐かしむように、軽く空を見上げながら、続ける。

『以前、お嬢様が悩んでいらっしゃったことも、もう、お分かりになるのではありませんか』
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/12(火) 21:01:55.06 ID:fz9LGbgw0

私が抜けだした日…少し察しはついていたけれど、知らされて改めて思い出す。

『そして、おっしゃっておられた』
『伊織は、アイドルがしたいらしい。人に認めてもらいたいのだろう』
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/12(火) 21:02:59.92 ID:fz9LGbgw0

ああ、お嬢様、遅れてしまいます。
新堂が私を呼ぶ声が聞こえる。
いつもの通り、車の前で待機して、ずっと私を待っててくれる。

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/12(火) 21:03:34.46 ID:fz9LGbgw0

以上です。ありがとうございました。
html化依頼を出させて頂きます。


33:名無しNIPPER[sage]
2013/03/12(火) 21:18:05.23 ID:AVfo9DdAO

すごく良い雰囲気のSSだった


34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/12(火) 21:25:51.02 ID:h0+z+F2to

悩める少女が歩き出すまでの話って感じでいいね


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