過去ログ - 勇者「安価で呪いに抗いながら魔王討伐」
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2013/03/14(木) 11:12:39.09 ID:IdzqT9EC0
屍人「おいこら、どぉすんだこれ!」ゲシッ
朱雀「うっ」ドテッ
屍人「私はあまり気が長くない方でな。なんか解決法を知ってるなら今のうちに喋っといたほうがいいぜ」
屍人「べつに、死体に変えてから操ったっていいんだからよ」ニヤ
朱雀「……」
屍人「」イライラ
屍人(明確な意思があり、襲ってくる気配がない人や魔物は、傷つけてはいけない…………勇者の命令だ)
屍人(どぉする。羽が燃える前に凍結させて、冷温保存し続ければいけるだろうが、魔力消費がだるい)
鳥娘「うわあ、綺麗な羽だなぁ!」キラキラ
屍人「! おい、お前……」
弓使い「……す、すごい、です……毛並みも……」ナデナデ
朱雀「……ありがと」
屍人「!」
発明家「屍人ちゃん。僕の発明品で冷却し続けることは、一応できるよ?」
屍人「……いや、その必要はねぇかもな」
発明家「?」
鳥娘「ボク、ガルーダ系なんです! あなたもそうですよね! だってほら、系統が近いですもん!」バサッ
弓使い「あ、あの、羽を開いてもらっても、いいですか……?」
朱雀「……」バサッ
鳥娘「す……すごい。こんな美しい羽、初めて見た。一族のみんなにも見せてあげたいよ」
朱雀「や、やめて……私なんか……」
弓使い「いえ、すごいです……カースで自分に自信が、なくなっちゃってるんでしょうか……?」
朱雀「そう、らしい」
鳥娘「なら一緒に行きましょうよ! それで、『赤空』をなんとかしましょう!」
朱雀「……」
朱雀「けどぉ……魔王様が……」ウルッ
弓使い「こんなに、部下の人が困ってたら……きっとなんとか、してくれます……!」
鳥娘「そうだよ! こんなに綺麗な羽なのに、地面に座ってるなんてもったいないですよ!」
鳥娘「立って、一緒に行きましょう!」
朱雀「……」
朱雀「ありがと……」スクッ
発明家「……なんと」
屍人「期せずして、飴と鞭だったようだ」
屍人「日が落ちる前にケリをつけてぇからな、間髪いれずに次に行くぜ」ザッ
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