過去ログ - 勇者「安価で呪いに抗いながら魔王討伐」
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265:$1[saga]
2013/03/16(土) 15:30:03.02 ID:FBPAdrZX0
「温泉・露天風呂」



カポーン


青龍「…………」

ヒーロー「…………」

青龍(なんだこの全身タイツは……なぜ風呂にタイツを着て浸かっているのだ……)

ヒーロー「なにか?」

青龍「いや……ああ、うん。なんでタイツなのかな……と」

ヒーロー「これは僕の戦闘服でね! いつ何時的に襲われるとも知れないから、常に身につけているのさ!」

青龍「……そうなのか」

ヒーロー「難点は、体が死ぬほど洗いにくいことかな」

青龍「だろうな! そうだろうな!!」

ヒーロー「まあ、ここへは温泉気分を味わいに来ただけだからね。体はあとで、自分の部屋の風呂で洗うさ」

ヒーロー「まずは僕がここに来た目的を果たさないと」

青龍「目的?」

ヒーロー「ああ、いや、なんでもないよ。要は人助けさ」

ヒーロー「そうだ! もしキミがなにか困っているようなことがあれば言ってくれ! ヒーローとして力になろう!」

青龍「ふむ……そうだな。じゃあ……」

青龍「帝王について、なにか知っていることはないか?」



ビシィッ



青龍「!!」

ヒーロー「……なぜ、そんなことを聞くんだい?」

青龍「……」

青龍(マスクのせいで表情が読めない……だが、今の殺気はどういう意味だ……?)

青龍「最近、あまり元気がないように見えてな。なにかあったのかと」

ヒーロー「…………」

ヒーロー「なぁんだ、そういうことかい!」

ヒーロー「それなら心配いらないさ! なにせ無敵で有名なあの人のことだからね! もう結構なお歳なのに、元気バリバリさ!」

青龍(たしか帝王は、壮年の男性って話だったな)

青龍「そうか、ならいいんだ」

青龍「そろそろ上がるよ」

ヒーロー「おやそうかい? 僕はもうちょっと浸かっていくとするかな!」

青龍「そうか。じゃあな」

ヒーロー「ああ! 縁があったらまた会おう!」




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