過去ログ - 勇者「魔王を倒したっていうのに」
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12:1章 魔王[sage saga]
2013/03/13(水) 15:55:41.23 ID:QaVMnnGl0
少女「それにしても、人間とはなんとも呑気な。大魔王が復活したというのに」
青年「大魔王が復活したのは、俺たちくらいしか知らないんだから仕方ないんじゃないか」
少女「王族に報告して、無駄に混乱させても仕方ないからの」
青年「ああ。あいつが本格的に活動を始める前にどうにかして討伐しないと」
少女「じゃが此処にはおらなんだ。まったく、こういう治安の悪そうな所にいるかもしれんと言ったのは誰じゃったかな」
青年「面目ない」
少女「まぁ、あやつがどこにいるのか分からんからどうしようもないのも確かじゃが」
青年「……銀の色の髪を持つ剣士、それと従者の女の子」
少女「おや、勘違いしておるな。従者は剣士のほうじゃぞ」
青年「そうなのか?」
少女「そうじゃ。妾らとはまったく逆じゃな主様よ!」
青年「そうだな」
少女「……やはり、夜伽をした方がよいか?」
青年「やはりって何だやはりって!」
少女「こんないたいけな女の肉体を弄び、心を蹂躪し、恥辱まみれにするというのじゃな……」
青年「そんなことするか!」
少女「ん、なんじゃ? 妾は構わんのじゃぞ?」
青年「俺が構うわ! 数千年生きているくせに!」
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