過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 その2
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155: ◆7F1xhg7Fvs[saga]
2013/03/22(金) 00:43:22.92 ID:5X+6LS/no
妙な空気の朝食を終え、食器を下げたあとの居間に四人が座っている。
状況を説明し、それぞれが情報を交換し合う。

「今は大切なのはやっぱり正体不明の自称アサシンよね。
マスターでない切嗣さんのことは優先順位が落ちるし、どこまで関与してるか分からない言峰もそう」

「ううん。言峰神父は聖杯戦争に参加してる。容態を見る時に、令呪も確認したわ」

「言峰は監督役よ。予備令呪を持っていても何もおかしくないわ」

「ええ。でも一画残ってることがおかしいの。凛ちゃんの話によると、不意打ちでやられたわけじゃなくて、
言峰神父はもう一人のアーチャーと真っ向から戦い合った。 なら令呪を出し惜しみする余裕なんて無いはずでしょ?
なのに一画を残し、結果として重傷を負ったなら、残す理由があったことになる」

遠坂とて、考えなかったわけではない。ただ、考えたくなかっただけ。

「そう……ね。言峰は、サーヴァントを従えている。そう考えるのが自然か。
うん。分かってたかもしれない。それなのに分からない振りをして、心の贅肉ね」

「でも、それっておかしくない? コトミネがマスターなら、どうしてサーヴァントを使わないで自分で戦うの?」

「たぶん、使ってたんだと思う。私とあの赤いアーチャーとの戦いを止めたランサーが、きっとそう」

「なら、どうしてそこまでして凛ちゃんを助けたのかが謎ね。聖杯戦争に参加すること自体が凛ちゃんと争うことなのに」


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