過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 その2
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404: ◆7F1xhg7Fvs[saga]
2013/06/09(日) 23:42:39.04 ID:5PUv/afno
山中を駆けていく途中で珍しくヨッシーがへばってしまい、その先は自分の足で歩くことになった。
ライダーの先導に従い、山の中を進んでいく。

木立ちから零れ落ちる光が、歩みに合わせて表情を変える。
優しかった幽光が、一歩を境に真上から降り注ぐ閃光となり、そこからまた一歩進めば背後に消える。
そんな光の変わりようを目の当たりにする度に、俺は少しだけ歩みを止める。
一方ライダーは帽子のおかげか光に気を取られることは無く、一定のペースで歩き続けていく。
そんなライダーと距離が開かないように、立ち止まったあとは足早に追いかける。

歩き出したのは日の出の頃。そこから次第に陽射しが強くなっていく。
二重に変わる明るさが楽しくて、山道は辛くなかった。

そうしているうちに、見慣れた階段に辿り着く。
始めから階段を登っていれば良かった気がしなくもないが、まあライダーにも考えがあったんだろう。
早朝とはいえ、ヨッシーを他人に見られたら困るし。


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