過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 その2
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449: ◆7F1xhg7Fvs[saga]
2013/06/16(日) 02:15:56.25 ID:pjhu5r6Ro
「避けたってことは、武器そのものの打ち消すは無理ってこと。当たれば効くってことだよね」

「正解。でも、当たらないわよ!」

セイバーの言は厳密には間違いである。
セイバーは、やろうと思えば宝具そのものの打ち消しも可能だ。
どころか、サーヴァントを現世に繋ぎ止める働きすら抹消できる。

だがそれをやってしまえば、セイバー自身もまた被害を受ける。
今のセイバーは正規の契約を偽臣の書で書き換えられた形。
彼女のスキルは、その偽臣の書による契約を認めていない。

だからもし相手宝具の打ち消しをやろうとすれば、偽臣の書によって現世に繋ぎ止められたセイバーの宝具も消えてしまう。
サーヴァントそのものを消してしまおうとすれば、セイバー自身も現世に留まれなくなる。

このセイバーは、サーヴァントとしては破格の存在。相手が同じサーヴァントであるなら、まず敗北するはずの無い化け物だ。
だが偽臣の書によってスキルを封じられ、さらに二重契約による魔力不足でステータスが落ちた彼女なら、あるいは。

(理由は分かんないけど、キャスターのやつ段々早くなってる。
反撃してくる頻度がどんどん増えてきてる!)

(そろそろブラスターモードの反動が本格的に響いてくる。早く決めないと……!)

戦いは、佳境を迎えようとしている。


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