過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 その2
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46: ◆7F1xhg7Fvs[saga]
2013/03/17(日) 01:32:18.96 ID:KwNK0JHgo
サーヴァントに睡眠は要らないのではなかったか。というか何故ここで寝るのか。
ともかくアサシンに近寄ってみると、寝惚けた藤ねぇみたいな声をあげてアサシンがもぞもぞと動き出した。

「何だ。地震かと思ったらマリオのジャンプか」

「アサシン! 何でこんなとこで寝てるんだよ」

「何でって、睡眠ほど大切なものは無いよ。睡眠は記憶の整理に不可欠だし、夢は発想を生む。
元素周期表もベンゼン環も空気ピストルも、寝てる間に思いついたものなんだよ?」

「へー。っていや、サーヴァントって眠らないんじゃなかったのか?」

「眠る必要が無いことと眠らないことは結びつかないよ。つまり端的に言うと、僕は寝るのが好きなんだ。
朝方布団の中で貪る惰眠は良い。シエスタも良い習慣だと思うし、夕陽を眺めながらうつらうつらするのもまた気持ちいい」

「本当に英霊らしくないな……」

「ところで、まだ早く無いか? もう三十分くらいはぼーっとしている予定だったんだが」

「ああ。ヨッシーに乗ってたから結構早くついたんだ」

「なるほど。じゃあ僕はもう少し……」

再び考える人のポーズを取ろうとしたアサシンの頭を、ライダーが軽く叩く。
寒空の下、軽妙な音が鳴る。あまりにも良い音だったので、思わずにやけてしまった。
ここ最近の俺の周りは、いまいち緊張感に欠ける。


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