過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 その2
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◆7F1xhg7Fvs
[saga]
2013/07/17(水) 01:05:50.28 ID:c2x+QROro
言峰の負担を考えれば咸掛法は使えないし、宝具の解放も望ましくない。
それでも意識の変化ははっきりと戦いに現れる。
踏み込む足は一歩深く、切り込む動きはより鋭く。
キャスターの攻撃は、杖による打撃しか通らない。しかも一撃の威力に差がありすぎる。
セイバーに先んじて一撃を入れられる状況はあっても、一撃で倒しきれなければ反撃で負ける。
だからキャスターは、攻撃と同時に回避ができるタイミングでのみ仕掛け、そしてセイバーに避けられ続けてきた。
セイバーがそのことを理解した上で、キャスターの攻撃を一撃受けることを前提としての一撃必殺を狙い出す。
袈裟切り。大振りの攻撃には隙があり、構え直す瞬間に突くチャンスがある。
だがその攻撃でセイバーが怯まなければ、次の瞬間にはキャスターは負ける。
だからキャスターは避けるしかないし、それを分かっているからセイバーも同じ二択を続けてくる。
避け続ければいずれ限界が来る。後ろに壁が来るか、あるいは崩れた床に足を取られるか。
いずれにせよ、速度・手数・火力の全てで劣るキャスターが負けるのは必着に思われた。
ハリセンが来る。下がる。次の一撃を宙に飛びあがって避け、ジャンプして追ってくるセイバーの横をすり抜ける。
戦いの中で屋敷の柱は折れ、支えを無くした天井が軋む。戦いの終わりを暗示するような不吉な音が響く中、
キャスターはこの状況をチャンスだと思った。
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