過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 その2
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556: ◆7F1xhg7Fvs[saga]
2013/07/19(金) 00:43:46.91 ID:AEFU8ubfo
戦闘開始から走らせ続けたエリアサーチで、屋敷内の構造は事細かに把握できている。
どの柱が折れ、どの床板が外れ、どの天井が落ちているか。それによって重力のかかり方はどう変わったか。
そして、この限界状態の家を効率良く壊すにはどこを突けばいいか。

レイジングハートは既に計算を終えている。
屋敷内の数か所で待機状態の光弾はキャスターの指示一つで爆破解体を始める。


横薙ぎのハリセンを避けて上方へ逃げる。

丸めた身体のすぐ下をハリセンが掠めていく。流れるような動きでセイバーの身体が沈む。ジャンプの前動作。
ハリセンが振り抜かれる間にその先端が下がっていくのは、セイバーがキャスターの回避を読んでいた証。
振り切った直後にハリセンは向かう先を変えて再動し、屈みこんだセイバーは飛びあがって追撃をしようと――

「シュートッ!」

セイバーが今まさに勝負を決めようと思ったとき、畳は揺れて天井は轟いた。

「っ!? 何のつもりよ」


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