過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 その2
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◆7F1xhg7Fvs
[saga]
2013/07/19(金) 01:50:36.18 ID:AEFU8ubfo
数瞬遅れて跳びあがるセイバーの目的は、キャスターへの追撃から全方位包囲弾の回避に変わっている。
それが魔術である以上、近付けば加速は消える。だが一度ついた速度がそのままなのはセイバー自身よく分かっている。
まともに喰らえば対応しきれない。致命傷とはならないだろうが、一時的に重量に押しつぶされれるのが怖い。
この瓦礫の中に閉じ込められれば、稼いだ時間でキャスターは何かを試してくるとセイバーの戦闘経験が告げている。
「っらっしゃあああああッ!」
ハリセンの一薙ぎで前方を空けて、出来た道へと飛び込んでいけばキャスターが目の前で待ち構えている。
構え直したハリセンを、接敵よりも一瞬早く振る。刀を抜くときのように構えた右手を滑らせていってハリセンの先へ。
左手を添え直せば、ハリセンの前後を反対にした状態で大上段の構えが完成している。
セイバーの予想外の行動にキャスターの対応が追い付かない。
ハリセンをかわしながら一撃を加えて地上に叩き落とす目論みは失敗する。
「っ!?」
突っ込んでいくセイバーの頭を狙って振るわれたレイジングハートに、ハリセンの柄が当たる。
本来なら容易くレイジングハートを引き裂いただろう一撃だが、ハリセンの魔法無効化は柄部分にはない。
レイジングハートに柄をぶつけた反作用でセイバーはさらに高く跳びあがり、追ってくる瓦礫の群を引き離す。
レイジングハートは、既にこれまでの戦いで表面の装甲部に無数の掠り傷をつけられている。
セイバー自身が纏う魔法無効化フィールドの中、魔術的な防御を許されずに柄をぶつけられたことで、
レイジングハートの全体におびただしいひび割れが入った。
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