過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 その2
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653: ◆7F1xhg7Fvs[saga]
2013/09/21(土) 23:29:41.35 ID:Tx7DdNENo
「僕の自己紹介の話は、こんなところでいいかな」

「いや、他にももっと聞きたい。お前の友達のこととか、話してくれよ」

「それは君がこの聖杯戦争を戦い抜くために必要な情報なのか?
この空間の維持にだって魔力は使うし、脱線はほどほどにしてもらいたいんだが」

「お前の友達の話を聞けば、お前との付き合い方が分かるかもしれないだろ?」

アサシンはきょとんとした顔で俺を見つめ返してきた。
即座に切り返してくる時と、変な間を空けるときの落差が激しくて、こちらのペースまでおかしくなる。

「なるほど。それは、うん。興味深い考え方だ」

こころなしか、アサシンの表情が明るくなった気がした。

「幸い、友人の数なら結構自信があるんだ。子供の頃、それこそ世界中に友達を作ったくらいだよ。
けど、そうだね。僕の友達ということなら、やっぱり最初に話すのは――」

顔を伏せて眼鏡を外す。けれど、右手の袖を顔にこすり付ける動作から、アサシンが涙ぐんでいるのは簡単に分かった。
涙を拭って眼鏡をかけ直しても、アサシンはまだ顔を伏せたまま。


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