過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 その2
1- 20
773: ◆7F1xhg7Fvs[saga]
2014/03/06(木) 01:50:38.31 ID:kV4jl/Oqo
対人戦闘の経験が少なすぎる。戦術・戦略を持たず、本能的に暴れるだけの魔女との戦いとはわけが違う。
ほむらと違い、魔法少女同士で戦ったこともほとんど無い。

無限に連なる平行世界を知ってはいても、身体に染みついていない知識は実戦では役に立たず
力を技でねじ伏せる類の武術を前にすれば、こうして何度も投げ飛ばされることになる。


動きにフェイントが足りない。その割に無駄がある。
いくらその鏃が空を切り裂く音が鋭くとも、その前動作に隙があっては意味が無い。
腕に凛の手が絡みつき、片足が自然と浮き上がる。

何が起きているが理解できていても、どうしたらいいのか分からない。
無理矢理魔力をまき散らす。素早く羽ばたき凛ごと地面に落ちる。どちらもマスターを思えば却下。

結果、衛宮邸の道場に、また仰向けに転がることのなる。

「ねえキャスター。これ、もっと別のやり方をした方がよくないかしら?
 たとえば、私やアーチャーがキャスターの魔術を学ぶとか、そういう形の方が効果的だと思うの」

「うーん。それもやるつもりだけど、アーチャーちゃんにはこれでいいんじゃないかな。
 ちょっとずつだけど成長の兆はあると思うの。一旦休憩にして、また後で再開しよ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
861Res/294.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice