過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 その2
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787: ◆7F1xhg7Fvs[saga]
2014/03/08(土) 03:11:09.78 ID:gpeDywovo
形を持った絶望、舞台装置の魔女に匹敵する存在感。
魂の厚みにおいて、ただの人間とは隔絶した力を持つ究極の個。

知っている。その相手とは戦い合ったばかりだ。
英霊の魂の揺らぎは、魔女のそれほどはっきりと感じ取れるわけではないが、それでも確信できる。

「――どうして、今ランサーが動くの!?」

「っ! 遠距離主体の僕たちでは室内戦は不利だが、やるしかない」

「英霊相手だと、あなたは足手まといになりかねないわ。私がひきつけて外に出るから、前回のような援護を――」

「この場合、まだ宝具が再生されきっていない君の方が問題だ。後ろで援護していてくれ」

確かに、まだ完全なる半月輪廻は、先日の戦いで壊れた幻想を使った反動から回復し切れていない。
自動再生は未だ進行中。使えないことはないが、チャージ速度を始めとした問題が残っている。

「僕だってこの十年、ただ漫然と過ごしてきたわけじゃない。そう簡単にやられはしないさ」


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