過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 その2
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◆7F1xhg7Fvs
[saga]
2014/03/14(金) 01:10:12.08 ID:8OxB6ao1o
先に動いたのは切嗣。だが、ランサーの槍は詠唱より数段早い。
一歩にて距離を詰め、その足が地に着く前に魔槍は切嗣に迫る。
回避は間に合わない。たとえ二倍加速があっても避けきれないほど、その槍術は冴えわたっている。
だから避けない。二発の弾丸を同時に発射する。体勢を整えないどころか、腕を振りかぶりながらの発砲。
反動は全身を揺らし、痛覚が脳を染め上げる。意識すら曖昧になるほどの衝撃の中、両腕は想定通りに踊る。
「―― double accel」
銃身がぶち当たり、槍を弾き返した。その事実を確認して、ようやく呪文詠唱が終わる。
これが衛宮切嗣の編み出した戦い方。
打撃に用いれば銃にダメージが残るし、反動を受け止めなけれど内部機構が狂っていく。
固有時制御による負荷と、反動による肉体損傷が重なり合い、あっと言う間に体力が削れていく。
だが、この骨董品染みた拳銃も、老い衰えた肉体も、マガジン1つ分の戦闘時間なら耐えられる。
7+1発の装弾数。極短い時間においてのみ、衛宮切嗣の瞬間速度は、最速のクラスであるランサーに追い付く。
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