過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 その2
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◆7F1xhg7Fvs
[saga]
2014/05/23(金) 01:00:24.05 ID:s7rsfLkzo
ほむらがまっすぐ前を見据えていたのは幸運だった。
切嗣ごとランサーを射抜くプランは通らない。
並走する矢に手を伸ばし、その一本を掴んで跳ぶ。
自身に向かってふっとばされてくる切嗣とすれ違う。
意識もろとも固有時制御が解けだした切嗣に対し、四倍の時を翔けるほむらは
容赦なく切嗣の体を踏み台にして空中で二段階目の加速をつけてランサーに肉薄する。
とうに限界を超えている体に対するトドメ。粉砕音が骨の叫びなら、歯車が軋むような音は押し潰される命の悲鳴。
空中に残された矢が切嗣の肉を裂き、術式を解き、そして衝突によって軌道がずれ、ランサーをわずかに外れていく。
拳銃を手放したのは衝撃に耐えられなかったから。その手が懐に伸びたのは、訓練と習慣の賜物というより、執念によるものだろう。
コンテンダー
血の生温かすら感じ取れないほど希薄な感覚で、愛銃の冷たさと、猛る槍の美しさだけを感じ取った。
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