過去ログ - 凛「まどか? 聞いたことの無いサーヴァントだわ」 その2
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98: ◆7F1xhg7Fvs[saga]
2013/03/20(水) 01:32:31.21 ID:9dGL15oYo
身体が熱い。今日はアサシンへの魔力供給が普段よりも多かった。
だから蟲が魔力を求めているのだろう。

「あ……んっ」

ベッドの中で寝返りを打つ。汗に濡れて張り付いた寝間着と肌との間に空気が通るのが気持ち良くて。
気持ち良くて、そちらに流されてしまいそうになる。

時間の感覚が分からない。外は暗いから、まだ深夜。
けどそんなことは関係無い。夜が明けても、何も変わらない。それどころか、もっと酷くなるだろう。

兄さんが死んでから、一度もシてない。このまま我慢し続ければ、狂ってしまうかもしれない。
狂ってしまえば楽になるのかもしれない。欲に身をゆだねて、オトコにねだる。
セイバーさんは私に幻滅し、アサシンは愛想をつかす。嘘をつくのとやめてしまえば、きっと楽だろう。
優しいだの可愛いだの言うのとやめて私を蔑みの眼で見てくれたなら、私もセイバーさんを嫌うことができる。

けれど、それは駄目だ。先輩にこんな姿を見られてはならない。

結論は出ているんだ。お爺さまの精をすするしかない。
お爺さまの機嫌が良い時を見計らって私から申し出るしかない。

「は……ア……っ……」

私の荒い息に混じって、幽かに水音がする。私の音じゃない。蟲の音だろう。

お爺さまが見ているんだ。なら私は、お爺さまを満足させないと。

「ぅ……ぁ……」

胸のボタンを外す。それだけで、いやらしい声が漏れる。


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