過去ログ - 【安価】そうして比企谷八幡は安価で行動を始める
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979:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆5m18GD4M5g[saga]
2013/04/02(火) 14:32:13.08 ID:LuqcupLi0
>>976は間違いです、すみません。



優美子の母親にリビングへ通されると、そこには優美子と結衣がいた。


海老名「はろはろ〜」

由比ヶ浜「あ、姫菜! やっはろー!」

三浦「海老名、遅いし」


リビングに置かれたソファに長い足を組みながら座る優美子と、その隣でちょこんと小さく座る結衣。

座り方1つで性格って結構出るんだよね。

優美子は王女様で、結衣は借りてきた猫……いや、子犬かな?

そんな二人を観察しながら、私は二人の対面に座る。


海老名「ごめんごめん、ちょっと支度に手間取っちゃって……」


深夜までBL本読んでたら少し寝坊したなんて言えないよね、たぶん言ったら火に油だもん。

だからこの場面は適当な理由をつけて誤魔化す。


三浦「……あっそ、ならいいけど」


優美子は自分のゆるふわウェーブの髪を軽く指先で捻りながら結衣の方を見る。

どうやら話を始めろと無言の圧力で結衣に訴えているようだ。


由比ヶ浜「え、えっと、そ、それじゃあパーティー始めよっか! い、イエーイ!」

海老名「イエーイ!」

三浦「……、」


……流されるまま結衣につられたけど、そもそもこのパーティーってなんなのかな?

そんな私の胸中の疑問を察したのか、結衣が身振り手振りで私に説明してくる。


由比ヶ浜「え、えっと、今日は文化祭でいろいろ頑張った姫菜へのお疲れ様会みたいな感じで、あたしがみんなに呼びかけて開いたんだけど……」


徐々に声がフェードアウトしていく結衣。

目線が下に向けられ、なんだかとても申し訳なさそうにしている。

そんな結衣を見かねたのか、不機嫌そうな表情を浮かべている優美子が口を開く。


三浦「隼人、なんか急に部活入ったんだって。ついさっき連絡あったし。あと他の二人も」

海老名「あー、……なるほど。だから私達しかいないんだね」

由比ヶ浜「うぅ……、まさかこんなことになるなんて……」




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