151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/26(火) 22:20:28.85 ID:rdN2DJfh0
P「なっ……。だって、この書き方じゃあ、巴の家がまるで」
ちひろ「昔から地域に根付いている土建屋が大きな権力を持つこと」
ちひろ「その発達の段階で、金融を始めとした多くの事業に関わり、多くの人間を傘下に置くこと」
152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/26(火) 22:21:59.55 ID:rdN2DJfh0
ちひろ「その話は後で。とにかく、今はこの人をどう対応するかなんですが……」
P「た、対応と言ったって。そのまま無視していればいいんじゃないんですか?」
ちひろ「それでもいいんですけど……」
153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/26(火) 22:26:50.90 ID:rdN2DJfh0
P「この間俺に直接電話がかかってきて、言われたんです。『巴ちゃんの周りに、気をつけてあげてほしい』って」
ちひろ「そうですか……」
ガチャ
154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/26(火) 22:32:00.95 ID:rdN2DJfh0
巴「変な2人じゃのう。まあ、何もないならええか」
P「そうそう、パソコンなんか特に何もないからな。触るんじゃないぞ」
ちひろ「!!!」
155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/26(火) 22:36:57.13 ID:rdN2DJfh0
巴「……何じゃ、これ」
P「巴……」
ちひろ「巴ちゃん……」
156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/26(火) 22:38:48.43 ID:rdN2DJfh0
P「……でも、お前が責任を感じる必要はないんだ」
巴「責任が無い……? この記事が出回ったら、うちだけじゃなくて事務所のみんなにも迷惑がかかるじゃないんか」
P「…………」
157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/26(火) 22:43:53.43 ID:rdN2DJfh0
ちひろ「確かに、巴ちゃんの家のことだから関係ないとは言えません。でも」
ちひろ「他人の弱いところをスクープといってネタにするこのやり方は、絶対に許したくはないものです。でしょう?」
巴「それは、まあ……。けど、簡単に話が通じる相手でもないじゃろう?」
158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/26(火) 22:45:57.79 ID:rdN2DJfh0
P「……辞めるうんぬんは置いておいて。ひとまず俺たちに任せてくれないか。判断するのは、それからでも遅くはないだろ?」
巴「……分かった。じゃけど、うちは皆に迷惑をかけるくらいなら辞めた方がましじゃあ思っとるいうことを、覚えといてくれ」
P「ああ、覚えておくよ」
159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/26(火) 22:46:45.40 ID:rdN2DJfh0
〜・〜
P「いよいよ今日ですか、例の記者が来るのは。……しかし、よく事務所まで出向いてくれることになりましたね」
ちひろ「こういう話は、直接会って証拠に残すのが基本ですから」
160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/26(火) 22:50:01.11 ID:rdN2DJfh0
ちひろ「あ、ええ。お金だとは思います」
P「となると、全くの損害を出さずに終わるということは難しいでしょうね……。後はそれを、どれだけ抑えられるか」
P「……結局お金で解決するとなると、なんだか巴を裏切った気分になりますが。仕方ないですね」
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