過去ログ - 苗木「コロシアイ学園生活とか気にせず友達作り」霧切「その2よ」【安価選択コンマ】
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/07/13(土) 11:40:22.12 ID:yYKqCeB80
江ノ島「うわぁ……少年漫画みたいな展開……正直暑苦しくて絶望的です……」
苗木「終わりにするよ、江ノ島盾子!」
江ノ島「いいでしょう、私様の前で無残に塵と化すがいい!」
苗木「はぁああああああ!」
僕はもう下手な小細工は出来ない。ただ真っ直ぐに突っ込むしかない。
江ノ島「何を考えてるか分からないけどー、そんなんじゃ赤ん坊にも当たりませんよー?」
僕の渾身の攻撃を軽いステップで避け、江ノ島は猫撫で声で僕を煽る。
江ノ島「おうらぁ!」
江ノ島の反撃で、僕の手にしたナイフは簡単に遠くへ弾き飛ばされる。
更にその勢いを殺さずに、そのまま僕の腹部に大きく蹴りを入れた。
防御すら出来なかった僕は、大きく突き飛ばされてしまう。
苗木「が、はっ……!」
体勢を立て直す事も出来ず、僕は机と椅子に刺された腹を大きくぶつける。
そんな僕を見た江ノ島は、ベルトコンベアの上でゲラゲラと高笑いしていた。
江ノ島「ぶひゃひゃひゃひゃ! よりにもよって傷口にぶつかるとか! 苗木って本当に超高校級の不運って感じだよね!」
苗木「……いいや、違うね」
僕はニヤリと笑う。
口から血が出てきたが、それでも構わずに。
江ノ島「あぁ? 何言ってるの?」
苗木「腐っても僕は超高校級の幸運さ。だって――」
僕は上を仰ぐ。
苗木「――そこに君が立っている」
グシャ
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