15:1 ◆l/VPjvBxwk[saga]
2013/03/15(金) 20:32:59.03 ID:T1Wm4Z7X0
瞳子「こちらこそ。アイドルの大先輩の胸をお借りします」ペコリ
菜々「ちょっと!? そんなに年変わらないでしょ!それに今の事務所ではナナは17歳
16:1 ◆l/VPjvBxwk[saga]
2013/03/15(金) 20:34:40.41 ID:T1Wm4Z7X0
***
17:1 ◆l/VPjvBxwk[saga]
2013/03/15(金) 20:36:24.52 ID:T1Wm4Z7X0
瞳子「一方的な嫉妬だって事は分かってるんですけどね。でも私が苦労して地道に歩いて
来た道をあの人はあっさりショートカットして、あっという間に同じステージに
立ったんです。恨み言も言いたくなりますよ」
18:1 ◆l/VPjvBxwk[saga]
2013/03/15(金) 20:37:52.61 ID:T1Wm4Z7X0
菜々「だ、大丈夫ですよ瞳子ちゃん!そんな事言ったらナナはどうなるんですか!?
年確される度に免許証出して、キャラ作ってるのがバレて……うう……」ズーン
19:1 ◆l/VPjvBxwk[saga]
2013/03/15(金) 20:39:14.76 ID:T1Wm4Z7X0
―数日後・熱帯魚店―
20:1 ◆l/VPjvBxwk[saga]
2013/03/15(金) 20:40:03.75 ID:T1Wm4Z7X0
泰葉「レッスンまで少し時間があったので。瞳子さんもですか?」
瞳子「そんなところよ。事務所の外で会うのは珍しいわね」
21:1 ◆l/VPjvBxwk[saga]
2013/03/15(金) 20:40:54.12 ID:T1Wm4Z7X0
瞳子「驚いたわ…… あなたでも今時の女子高生みたいな事を言うのね……」ポカン
泰葉「今時の女子高生ですから。業界に長く居過ぎて枯れてしまいましたけど」ニコ
22:1 ◆l/VPjvBxwk[saga]
2013/03/15(金) 20:41:56.74 ID:T1Wm4Z7X0
―カフェ―
23:1 ◆l/VPjvBxwk[saga]
2013/03/15(金) 20:42:47.79 ID:T1Wm4Z7X0
泰葉「あ、すみません私ばかり話してしまって。退屈ですよね……」シュン
瞳子「いいわよ別に。でもあなたよくしゃべるのね。事務所やレッスン中でも話して
24:1 ◆l/VPjvBxwk[saga]
2013/03/15(金) 20:43:50.57 ID:T1Wm4Z7X0
泰葉「ふふ、冗談ですよ。でも私は物心がつく前から芸能人として、当時の事務所に
徹底的に訓練を受けました。台詞や振付けは一度で覚える。カメラを向けられたら
どんな状況でも表情を作る。余計な感情は一切排し、仕事場では自分を殺す。
25:1 ◆l/VPjvBxwk[saga]
2013/03/15(金) 20:44:51.17 ID:T1Wm4Z7X0
瞳子「自分のなりたいアイドルの理想像とズレがあるって事……?」
泰葉「私本当は、菜々さんみたいな可愛いアイドルになりたかったんです。菜々さんは
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