過去ログ - Steins;Stratos -Refine- V 
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107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/31(日) 04:38:39.14 ID:iM2rCtcVo

岡部「そう言えば、お前のIS適性値は確か……」

留未穂「うん……“A”だよ」

一夏「“A”!?」

シャル「!?」

 IS適性値“A”と言えば各国の代表候補生、及び代表クラスと言えた。
 一夏は“B”でありシャルロットは“A”。

 その数値の人間は世界にも指折り数えるほどしか存在しない。

一夏「ちょ、ちょっと待ってくれよ」

シャル「適性値“A”だとしたら、代表候補生……ううん。それ以前に“IS”学園に入学してるはずじゃ」

 適性値は高ければ高いほど“IS”との連動率が高まる。
 どの国も高適性の人材は喉から手が出るほど欲していた。

留未穂「にゃはは……うん、凄かったなぁ。勧誘」

 どこか遠いところを目で見据えながら留未穂は続けた。

留未穂「お父さんのね、会社を守らないといけないから……」

岡部「……」

 留未穂の口から紡がれた言葉。
 それは、以前に岡部が耳にしたそのものだった。

 亡き父親のため。
 秋葉原のため。

 留未穂は国からの超がつく高待遇を蹴って今ここにいる。
 その決意は10代の少女が担うにはあまりにも大きなものだった。
 


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