過去ログ - Steins;Stratos -Refine- V
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga sage]
2013/04/01(月) 04:34:24.26 ID:12ANbVtgo
◇
一夏「よう! 来てくれたんだな!」
岡部「あぁ。お言葉に甘えてな」
満面の笑顔で出迎える一夏。
この笑顔を見せられて、心が揺るがない同年代の少女はいないだろうなと岡部は思った。
一夏「年末は落ち着いて飯も食えなかったからな、今日はくつろいでくれよ」
岡部「楽しみだ」
一夏のいでたちはまるで主夫であった。
今の今まで料理をしていたのだろう、三角頭巾にエプロンをつけている。
客人ようのスリッパをはき、一夏の後ろへ付き従う。
廊下を抜けてリビングへと体をくぐらせる。
千冬「おう、岡部か。おめでとう」
岡部「うっ……お、おめでとう……ございます」
真耶「みゃぁー……」
ギリギリのところで敬語へと変換することに成功した。
その光景を見て引き気味になる。
空き瓶の山、山、山。
日本酒の一升瓶。スピリッツ・リキュール類の空ボトル。
いったいどれほどを飲み干したのだろうか。
付き合っていたであろう真耶は目を回していた。
一夏「ありゃー、真耶先生は完全にアウトだな」
千冬「まったく。だらしがないぞ」
真耶「みゃぅー……」
もはや返事すら出来ない。
年末から夜通し明け通しで飲み通しの食べ通しである。
胃と肝臓、体力の限界であった。
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