過去ログ - Steins;Stratos -Refine- V 
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136: ◆H7NlgNe7hg[saga]
2013/04/02(火) 04:41:37.29 ID:GmSvrVh9o





岡部「ふぅ、ふぅ、ふぅ……」

 一月の寒空の下。
 走り続け、汗を流す。

 すでに20キロ近い距離を走り続けていた。
 体力がないとは“IS学園”基準でのこと。

 岡部はすでに一般男性が持つ体力を凌駕している。

岡部「──ふぅ」

 大きく深呼吸をして呼吸を整える。
 ランニングの後は筋肉トレーニングを予定していた。

岡部「……なんのようだ?」

 地べたに座り、ストレッチをする傍ら誰かに話しかける。
 それは後方から岡部を驚かそうと忍び寄っていた人物に投げかけられた言葉だった。

楯無「なーんだ。気付いていたの?」

岡部「……」

 以前の岡部であれば、楯無の接近に気付くことは出来なかっただろう。
 この気配を察知する能力も千冬との組み手で叩き上げられた能力の一つだった。

楯無「倫ちゃんってば、最近とってもたくましくなったわよね?」

岡部「鍛えているからな」

楯無「んー……それもあるんだけど……」

 含みのある言葉。
 やはり、いぶかしんでいる。

 それほどに岡部の実力向上は突飛なものに見えていた。
 トーナメント当日。“亡国機業”襲撃までの戦闘。

 たった数分たらずの戦闘であったが、楯無クラスの人間には実力の差がはっきりと見えていた。
 


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