過去ログ - Steins;Stratos -Refine- V
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◆H7NlgNe7hg
[saga]
2013/04/03(水) 04:27:50.88 ID:ChH2u47ho
◇
一月三日。深夜。
織斑家、一夏の寝室。
一夏「なぁ、凶真」
岡部「む?」
その日、岡部は織斑家へ一泊していた。
ベッドと敷布団一組。
一夏は自身のベッドへ潜り、岡部は客人用の布団で眠っていた。
一夏「俺さ、すげー嬉しいんだ」
岡部「?」
一夏の声は、どこか落ち着いて澄んだものだった。
ふざけている様子はない。
一夏「“IS”に乗れる男って俺1人だったからさ」
岡部「あぁ。……そうだな」
納得する。
これは、そう言った話題なのだと。
一夏「まぁ、2人目が現れて自分だけが異常じゃないってことで安心したってのもある」
岡部「当然だな。人は、特別でありたいとは願いつつ、極端に尖った場所へ立つのを恐怖する」
一夏「ははっ。凶真は難しいこと言うなー」
しかし、一夏の言いたい事は違った。
そう言ったことではない。
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