過去ログ - Steins;Stratos -Refine- V 
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159: ◆H7NlgNe7hg[saga]
2013/04/03(水) 04:30:04.05 ID:ChH2u47ho

箒「専用機持ち……? またこのクラスにか?」

セシリア「しかもこんな時期に……異常ですわね」

 騒ぎを耳にした箒たちも一夏の机へと集まりだす。
 考えられない事態である。

 1組に7機目のIS。
 “石鍵”“白式”“紅椿”“蒼雫”“疾風”“黒雨”。

 専用機を受け持っていないクラスを考えれば、異常事態であることは誰の目にも見て明らかであった。
 がやがやとクラス内のボリュームはどんどんと上がっていく。


 ──静かにしろ!!


 ピタリ。
 静寂が訪れる。

 良く通った綺麗な声。
 指示を送るのに適した司令官向きの声の主。

 それはこの学園で最も恐ろしく、強く、美しいと言われる“織斑 千冬”のものであった。

千冬「HRの時間だ。席に着け。他のクラスの者もさっさと自分のクラスへと戻れ!」

 蜘蛛の子を散らすように退散する生徒ら。
 千冬に逆らってまでこの場に留まる理由は何1つなかった。

 千冬と真耶が教室に入る。
 教壇に立ち、声を発した。

真耶「みなさん、おはようございます」

 真耶の挨拶に全員が大声で応答する。
 ここで声を出さない者は、千冬に喧嘩を売るのと同じである。
 


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