過去ログ - Steins;Stratos -Refine- V 
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/03/24(日) 01:33:35.81 ID:68Jzn+q5o

岡部「(そうだ……2日前、確かにトレーニングを……眠いはずだ……)」

 時間が無いと言うのに。
 体は疲れ、タイムリープによって脳も少なからず疲れていた。

岡部「(最悪だ……)」

一夏「どうせ起きたんならさ、飯でも行こうぜ。昨日、疲れて食べれなかったから腹ペコなんだ」

岡部「あ、あぁ……」

 着替えを済ませ、一夏の後ろを歩く。
 食堂へ向かう足取りは重かった。

岡部「(この記憶はない。確か、昼過ぎ……ギリギリまで眠っていたはずだ)」

 自然と集まる何時もの面々。
 記憶にある12月23日と違う行動を起こしていた。

 トーストを齧っても味などわかりはしない。
 岡部の頭は明日のことで一杯だった。

紅莉栖「岡部? あんた顔色凄いけど……」

鈴音「あたし達の実戦に加えて、千冬さんに絞られてるんでしょ? そりゃぁ、ねえ」

一夏「考えただけで俺も食欲がなくなるよ」

岡部「あぁ。ちょっと、色々と響いていてな……」

ラウラ「教官から直々に指導を受けるとは運の良いヤツだ。励めよ」

 本来なら楽しいはずの食事だが、今の岡部には全てが喧騒に聞こえた。
 時間のことが気になって仕方がない。

岡部「(本来ならば眠っていた時間……経験していない世界……)」

 こんなことをしても、最悪の未来が回避できるとは思えない。
 動くしかなかった。

岡部「……すまん。やはり体調が悪いようだ……保健室に行って来る」

紅莉栖「え?」

セシリア「大丈夫ですの……?」

岡部「少し横になれば大丈夫だ」

 逃げるように食堂を後にする岡部。
 千冬のしごきの後では仕方ないかと納得する一夏達。

 しかし、紅莉栖だけは納得していなかった。
 違和感を覚える。
 


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