過去ログ - Steins;Stratos -Refine- V 
1- 20
430: ◆H7NlgNe7hg[sage saga]
2013/10/11(金) 20:01:08.64 ID:eUBAY8zGo

箒「7人で?」

セシリア「1チーム……ですか?」

鈴音「それじゃ戦う相手が……」

 勿論、みんな困惑する。
 俺だってそうだ。

シャル「まさか、先生と……」

ラウラ「教官となら頷けますが……」

簪「えっ、えー……」

 顔面蒼白になる俺たち。
 いくら7対1だからって、千冬姉と戦うことなんて考えただけで背筋が凍る。

千冬「おい、勘違いするな。お前等が戦う相手は私じゃない」

 ──え?

千冬「出てこい!」

 そう叫んで対面の入場口に視線をやる。

 出てきたのは──。

一夏「凶真……?」

 見知った、クラスメイト。
 生徒会でも副会長を務めてくれている、俺の親友。

 岡部倫太郎だった。

岡部「そう言う、ことか」

千冬「そう言う、ことだ」

 千冬姉と凶真が訳知り顔で言葉を交わす。
 どうなっているのかサッパリわからない俺たちは完全に置いてけぼりだった。

千冬「対象は“岡部 倫太郎”! この戦闘の結果は卒業考査に強く加味される!」   

一夏「えっ、いや、ちょっと待ってくれ! 意味が──」

千冬「──理解する必要は無い。全力で、全員で叩け」

 言葉を遮られる。
 千冬姉は本気だった。

千冬「良いか。あいつを、お前等が思う“岡部 倫太郎”とは思うなよ」

 どう言うことだよ。
 意味がわからないよ、千冬姉。

千冬「お前等とは積み重ねてきた“時間”が違うからな」

 説明してくれよ。
 なんで、俺達が束になって凶真と戦わなければいけないんだ。

 


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
517Res/354.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice