過去ログ - Steins;Stratos -Refine- V 
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60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/30(土) 02:22:47.73 ID:lh0H71yPo


 ─第1アリーナ─


 専用機持ちが自機の動作チェックや整備、訓練をしている。
 そんな中でISも展開せず、岡部と千冬はアリーナの端で組み手を行っていた。

千冬「(こいつ……)」

 変わらない毎日の中でただ1つ変わるものがあった。
 千冬の動きである。

 日に日に上達する岡部の功夫(と言っても、千冬にしてみれば訓練2日目なのだが)。
 タイムリープを重ねる毎にその体術は研鑽されていく。

岡部「はぁっ!」

 鋭く放つローキック。
 千冬は軸足を引く形で難無く蹴りを避ける。

 そして、岡部の打ち放ちを狙い即座に間合いを詰め掌打による顔面フック。
 その動きは知っていた。

千冬「ぬっ……!」

 そのフックに被せるように、岡部はライトクロスの拳を撃つ。
 決まった。タイミングも、狙いも完璧である。

 “何度も”食らってきたパンチに初めてカウンターを合わせる事が出来た。

 ──ッチ。

 岡部の拳が千冬の鼻先を掠める。
 ジャストミートするはずのソレは、千冬の強引な体裁きで外される。
 


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