過去ログ - Steins;Stratos -Refine- V
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/03/30(土) 02:31:01.41 ID:lh0H71yPo
箒「ついに、明日が本番だな……」
ここ最近の授業は全てトーナメントに向けて組まれたものだった。
皆、緊張している。
トーナメントを繰り返した岡部にとって、既に大舞台と言えど緊張はない。
完全に舞台慣れしていると言って良い。
けれど、今回だけは違った。
勝敗ではない。
それこそ人生を賭けた試合。
その緊張感が皆に伝わり、良い意味で伝播していた。
一夏「良い試合にしような!」
箒「うむ。勿論だ」
セシリア「負けませんわよ?」
鈴音「はいはい。まぁ結局勝つのはアタシだけどね」
シャル「悔いが残らないようにしたいね」
ラウラ「皆の実力も上がってきている。楽しめそうだ」
12月23日。
運命の日、前夜。
やれることはやった。
思いも寄らぬ出来事のお陰で光が射した。
後は明日を待つばかり。
10000時間目の Holy Night.
◇
─選手控え室─
紅莉栖と肩を並べ、楯無とダリルの試合を見る。
楯無が徐々にダリルを圧倒し始めていた。
紅莉栖「緊張してる……?」
岡部「あぁ……」
紅莉栖「そりゃそうか……」
何故か会話が続かない。
岡部の放つ雰囲気、緊張感が空気を張り詰めさせていた。
岡部「終わった、な」
紅莉栖「思ったより時間が掛かったわね。あのダリルって人、相当強いみたい」
画面では、激闘の末に“ミステリアス・レイディ”が“ヘル・ハウンドver2.5”を撃破していた。
楯無はそのまま勝利者へのインタビューを答えている。
一字一句違わぬ台詞をマイクから発していた。
紅莉栖「あの年で、ロシアの正式な代表だからね。強さは折り紙つきよ」
岡部「当りたくないものだ」
インタビューが終り、次の対戦相手が表示される。
>> 岡部 倫太郎 vs 篠ノ之 箒 <<
紅莉栖「……来ちゃった、わね」
岡部「そのようだ」
岡部はそう返事をすると腰を上げた。
後、1時間もしない内に紅莉栖は死を迎えることになる。
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