過去ログ - Steins;Stratos -Refine- V 
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87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/30(土) 02:39:58.42 ID:lh0H71yPo
 






 ─全学年個人別トーナメント会場─


 ──ギィィィィィン!!!

オータム『ッチィィ! 邪魔くせぇ餓鬼がぁぁ!!』

箒『紅莉栖! 無事かっ!?』

紅莉栖「う、うん」

 箒の視界に入った“アラクネ”と“紅莉栖”。
 やつ等の性格を考えれば、人質を取ることを汲み取れた。

 一夏とアイコンタクトを送りあう。
 任せた、と言われた気がした。

 “二段階瞬時加速”-ダブル・イグニッション-を発動し“アラクネ”の元へと突進する。
 間一髪のところで、毒牙から紅莉栖の身を防ぐことに成功した。

箒『貴様等の好きにはさせん……!!』

一夏『へへっ……どうした、凶真にやられたのが響いているのか?』

エム『……』

 全てのビットを落され、エムの武装は“スターブレイカー”とピンク色に光るナイフだけになっていた。
 “スターブレイカー”のエネルギー残量も残り少ない。

 “白式”のエネルギー量も心許ないが、まだ戦える。
 “石鍵”が事前に“サイレント・ゼフィルス”のビットを全て落してくれていたお陰であった。

スコール『2人とも、聞こえる? 撤退よ。奪ったはずのバリアーコントロールが何者かに奪い返されたわ』

エム『奪い返された……?』

 耳を疑うかのようにエムが聞き返す。
 IS戦闘もそうであるが、諜報活動もスコールは超がつく一流である。

 こういった工作で引けを取るはずがない。

スコール『口惜しいけれど、世界最高クラスのハッカー……いえ、技術者かしらね。
     それが横槍をいれてきたようなの。私では歯が立たないわ、撤退よ。急いで』

エム『……』

一夏『むっ……!』

 エムの苛ついた雰囲気を感じ取ったのか、一夏は“雪片弐型”を構えなおす。
 しかし、エムは一瞥をくれるだけで“瞬時加速”を行い“紅椿”の元へと移動してしまった。
 


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