過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」 Re:3
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[saga]
2013/11/03(日) 03:07:29.98 ID:87F/3zd+o
花鶏「最も、このノートを見るに『特別な力があったから呪いを受けた』……つまり〈呪い〉を解いても〈才能〉は残るらしいわね」
花鶏「これも調べてみないとなんともいえないけれど、もし本当にそうなら〈呪い〉を解かない理由はないわ」
最初から呪いしか無い僕は元より、惠も。
兎にも角にも。 調べてみないことには始まらない。
智「それじゃあ、とりあえず今日のところは解散してまた今度集まるっていうのはどうかな。 数日してから日を改めれば、惠も落ち着いてると思うし」
伊代「そうね……あの娘のことは心配だけれど、ずっとここにいても仕方がないものね」
予想通りの方向から同意が得られて、僕は皆の顔を一瞥する。
皆も伊代と同じように、やむなし、といったような表情をしていた。
智「ところで花鶏は、ロシア語読めるの?」
花鶏「読めるには読める……けれど少しだけ。 あれは一見すると幻想物語だから特殊な言い回しや古語的表現も多い。 正直わたし一人じゃどうにもならないわね」
こより「それじゃあ辞書が必要、ってことですか?」
智「それもロシア語の古語も網羅したようなものを、か」
値段もそうだけれど、そんな上等なものがそこらの本屋に売っているとは思えない。
十中八九、取り寄せになるだろう。
茜子「少なくともその辞書が届くまではお預け、ということですね」
るい「ちなみにそれって、どのくらいかかるものなの?」
伊代「最短で三日、最長で二週間、ってところかしら……普通なら一週間以内に届くとは思うけれど」
智「じゃあ、一先ず僕が注文しておくよ。 花鶏、後でこれがいいってものがあったらメールで教えてね」
佐知子さんの用意してくれた紅茶を一息に飲み干して。
パン、と拍手を一度。
智「それじゃ、解散」
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