過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」 Re:3
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506:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/19(水) 23:53:55.45 ID:sEuVGNcqo
智「あっ、そういえば!」

宮和「はい、なんでしょう」

 背を向けていた宮和は踵を返して、また僕と向き合う。
 その何かを期待しているような表情をみて、少しばかり躊躇してしまうけれど。
 学校では言えないことだから、忘れないうちに言ってしまわないと。

智「前に宮が貸してくれた……その、ゲームあるじゃない?」

宮和「…………」

 一瞬の空白を置いて。

宮和「いかがでしたか?」

智「面白かったよ! 宮の言っていた通り、絵が常についている小説みたいなものって思って読んだら割と入り込んじゃった」

宮和「それならば、宮も進めた介がありました。 ちなみに和久津さまは、どのヒロインがお好きでしたか?」

智「うーん……皆可愛かったと思うけど、強いていうならあのグランドエンドの娘かな。 一番魅力が引き出されてたと思う」

宮和「なるほど、和久津さまはクールで幼い女の子がお好き、と」

智「なんだかそんな事言われると僕がイケナイヒトみたいなんだけど」

 いや、男の子+女子制服の時点で十分に危ない人なんだけど。
 それはさておきとして。

宮和「それでは次は、つい最近ネットの知人に送ってもらったものをお貸ししますわ」

智「へぇ。 どんなの?」

宮和「なんでも、双子の姉と弟が女学院で他の女生徒を堕としていく話だとか」

智「なにそれ!?」

 シナリオゲーじゃないの!?
 というかどこかで聞いたことあるよそれ!?

 そんなこんなで。
 新しいゲームの所為で、より一層バレやしないかと戦々恐々な日々をこれから過ごすハメになりそうだった。


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