過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」 Re:3
1- 20
566:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/24(月) 00:24:30.68 ID:umBsgAMdo
 そんなこんなで、実際に現場についたのは夕方の話だった。
 何故、といわれても。

るい『くんくん……なんか美味しそうな匂いがする』

 とか、

茜子『む……これは茜子さんのニャー軍団に入るべき人材の予感』

 とか。
 まぁ、色々。
 良くも悪くも、僕らは街を移しても僕らだったわけだ。

 けれど、そののんきな雰囲気もまとめて吹き飛んだ。
 そこにあったのは、終わってしまった世界だった。
 小高い丘の上。 恐らくは、子供達が多く遊んでいただろうベッドタウン。
 それらは既に、瓦礫の海。
 きっと、多くの死の上に積み上げられた過去の遺産。

花鶏「これは……思ってたよりも、酷いわね」

 花鶏が少しばかり顔を歪めて呟いた。
 過去のものになったとはいっても、ここにあったのは無数の死だ。
 それに何も感じないとしたら、どうかしている。

るい「ほんとう、幽霊とかいてもおかしくなさそうだねー」

 るいはあっけからんとした様子。
 こんな空気に置いてこの正確は重要な役割だ。
 少しでも、気が紛れる。

智「……さて」

 来てみた、はいいけれど。
 どうしようか。


 ↓1
 (捜索するかしないか、とか。 複数に別れる、とか)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/639.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice