過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」 Re:3
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581:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/26(水) 22:59:55.53 ID:jxYFzZtBo
宮和「和久津さま、お待ちください」

智「? 宮、どうかした?」

 帰ろうと廊下を歩いていたところを宮和に呼び止められる。
 走らず、されど急いで。 そして、優雅に。
 それを地で行う宮和の歩きに見とれつつ、返事を返す。

宮和「スカートの端に、汚れが」

智「えっ、嘘っ」

宮和「少々、お待ちください」

 宮和がしゃがみ、僕のスカートの端を手に取る。
 なるほど、端っこも端っこ。 それも制服に若干溶けこむような薄い汚れだ
 これを見抜くとは、流石自称最強のストーカー、といったところだろう。
 ハンカチを取り出して軽く擦るが、あまり効果は見られなかったようだ。

宮和「……どうやら、今日ついた汚れではないようです」

智「あー……もしかしたら、昨日かも……」

 となると、あの時から僕は汚れに気付かなかったらしい。
 いくら汚れが見えにくいとはいえ、恥ずかしい。

宮和「和久津さまはそのような制服が汚れる場所に足を運んだのですか?」

智「ああ、うん。 ちょっと皆とね」


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