過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」 Re:3
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727:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/27(日) 00:49:59.29 ID:UoTuLFMbo
伊代「わたしは……そうね。 キチンと、節度を守ってくれる人がいいわね」

茜子「茜子さんは遥か彼方、猫王国に君臨する――――」

伊代「それはいいから!」

 まともに答えようとしない茜子の言葉を伊代は遮る。
 確かに伊代と付き合うならしっかりした委員長タイプの人だろうけれど。

智「伊代には、どちらかというと問題児のほうが似合いそうな」

るい「あ、それわかる! なんていうか、イヨ子は不良に世話をやいてるのが合いそう!」

こより「それでそれで、少しズレてる注意をしてしらけさせて、悪事をやめさせるんですね!」

伊代「あなた達、褒めてるの? それとも貶してるの?」

 不良の悪行を止められるといっているのはいいことなのだろうが、その方法が自分の欠点を使った方法。
 きっとこの二人に限っては、悪気は全く無いだろう。

智「それで、花鶏は……聞くまでもないかな」

花鶏「ええ、そうね。 男なんて野蛮だわ」

 ファサッ、と髪を掻き上げる。
 仮に花鶏の隣に男が立つとしても、並大抵の人間では月とすっぽんだろう。

智「だろうね……あ、でも参考までに一つ聞いておきたいんだけど」

花鶏「あら、何かしら」

智「例えば……例えばだよ? 僕と瓜二つな男子がいたら、どうする?」

るい「トモちんによく似た男の子かー」

伊代「あなたに似て、きっと女子力も高いんでしょうね。 けど……」

花鶏「……ふむ。 場合にもよるでしょうけど、それなら悪く無いわ」

智「……あれ?」

 花鶏にだけ聞いたはずなのに、皆も同時に反応した。
 なんだろう、この空気。


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