過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」 Re:3
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875:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/10(日) 00:20:15.44 ID:6gkGeF6ko
 花鶏の〈才能〉は、るいとは別の意味での万能だ。
 思考の加速とはつまり一秒を二秒に、三秒に、はたまた十秒に変える能力だ。
 確かに思考のみという節約はあれど、テストや運動など様々な場面に置いてそれはアドバンテージとなりうる。
 単純な運のみのゲームやUSO、昨日やった王様ゲームなどでは無力かもしれないがリアルタイムで行うゲームならこと強さを発揮する。
 その最たるものが、これだ。

伊代「あっ、死んじゃった」

惠「それじゃあ次は僕がいかせてもらおうかな」

 ライフがゼロになると同時、画面の片側はコンティニューの文字が現れる。
 伊代が退き、惠が百円を入れると同時にプレイヤーは復帰する。
 が、伊代を打ち倒したゾンビは既にその隣のプレイヤーが倒している。
 こちらは数回交代したプレイヤーとくらべて、殆ど無傷の状態だ。
 ステージクリアのリザルトが表示され、ずっとプレイしている花鶏は一息つく。

花鶏「このわたしに噛み付いていいのはとびっきりの女の子だけよ」

央輝「寧ろオマエは噛み付く方だと思うんだがな……」

こより「花鶏センパイの百合百合菌が感染したら困りものッス」

花鶏「こっの、二人纏めて喰ってやろうか!?」

智「花鶏、次始まるよ!」

花鶏「っち! 後で覚えて起きなさい!」

 花鶏がガンコントローラーを持つと同時に画面に向かって撃ち放つ。
 的確にヘッドショットを見舞い、点数を伸ばしていく。
 惠も頑張ってはいるようだが、花鶏には勝てないようだ。


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